住宅型有料老人ホームとは
住宅型有料老人ホームは、施設内に介護スタッフが常駐していないため、入居中に介護が必要な方は、外部の介護サービス事業者と契約を結ぶことで、施設に入居しながら外部の訪問介護などの介護サービスを利用することができます。
基本的に館内で提供されるサービスは食事サービスと、緊急時の対応などの日常的な生活支援だけとなります。
介護付と住宅型の違いは介護スタッフが常駐しているか、外部サービスを利用するかの違いなので、どちらの有料老人ホームを選んでも介護サービスを受けることができます。
(1)入居条件
施設により異なりますが、60歳以上の方で、共同生活になじめる方で、自立から要介護の方までが入居の対象となります。
また、身元引受人がいなかったり、感染症の方などは施設ごとの判断で入居が可能となります。
(2)費用・料金
入居にかかる費用は、入居一時金と月額利用料があり、一般的に月額では家賃・管理運営費・食費・水道光熱費などの雑費、その他介護保険の1割自己負担分が必要になります。
また、住宅型の有料老人ホームで介護保険を利用する場合は、自宅で訪問介護やデイサービスを利用する場合と同じように、介護度と地域によって1割負担で対応できる上限額が決まっています。